住宅ローンはいくら？

一戸建て住宅を購入する時、たいていは住宅ローンを利用しますが、いくらでも借りられるわけではありません。それに借りられたとしても返済額に無理があればせっかくの家を手放すことになってしまいます。そうならないためにも、適正な額の住宅ローンを借りるようにしましょう。

そこで、いくらまで自分は借りられるかということを知る必要がありますが、それは実際金融機関などへ審査に出さなければわかりづらいものです。そのためまずは世帯の収入と支出を把握し、いくらまでであれば問題なく返していけるか計算をしましょう。その目安は年収の25％以内であれば安心して返済できると言われており、例えば年収400万円の場合は月8.3万円返済するとして2845万円借りられる計算になります。ただしこの数字はボーナス返済なし、35年返済の場合であり、ボーナス返済も含めればさらに大きな金額を借り入れても返済できる可能性があるでしょう。

しかし、家庭によって支出の内容は違います。そのため現在賃貸物件に住んでいるのであれば、現在の住居費から一戸建て住宅を購入したあとローン返済以外で住居に必要な費用を差し引き、残った金額が毎月無理なく返せるであろう額になります。ちなみにローン返済以外の住居にかかる費用とは、固定資産税や修繕費などのことです。